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INTERVIEW

組立部門リーダー
赤堀

私はヤマサキは2社目で、中途入社組です。 以前の職場は製本会社でした。 かなりきつい職場で、当初は9人いた同期も、1ヶ月間の研修が終わる頃には4人にまで減っていました。 パワハラなどはありませんでしたが、とにかく長い。 仕事が終わってないから残って遅くまでやる、というのが当たり前の会社でした。 遅い時には24時を超えるまで働き、翌日は8時前には出社して働く、家に帰ったら寝るだけ、そんな生活が2年ほど続きました。 20歳になったのをキッカケに、長く続けられる会社に勤めたいと思い、退社してフォークリフトの免許を取るなどしつつ、ヤマサキへ願書を送りました。

ヤマサキへ入社したいと思ったキッカケは、ものづくりがやりたかったからです。 もともと工業高校出身で、学生の頃からものづくりが大好きでした。 特に木に携われることを希望していたので、ヤマサキの工場はまさに理想でした。 入社してから12年になりますが、理想通りの仕事ができています。

吉野さんと同じタイミングで、私も2年前からリーダーを任せられましたが、 大きな不安はありませんでした。 社員達もベテランが多く、仕事のことはよく理解してくれています。 数年前までは、ヤマサキでもたまに残業や休日出勤もありましたが、 今ではそのようなことはほとんどなく、働きやすい職場だと感じています。 ヤマサキの事業では、ベビーベッド・保育・そしてシルバー用品を扱っているので、 家族を大切にするためにも、働く環境から大切にしたいと思っています。

リーダーの仕事といっても、基本は普段どおりの作業が中心です。 それに加えて、新人さんへ仕事を教えたり、何か決断を任されることもあります。 リーダーとしては、全員の多能工化を進めたいと思っています。 人数も限られているため、1人しかできない工程があると、 その方が休んだりしたら作業が止まってしまうこともありえるからです。 また1人に負担をかけすぎることも、多能工化で防げます。

ただ、当然人によって得手不得手はあります。 機械の使い方自体はそれほど複雑ではないのですが、 ダンドリの良さにはどうしても個人差があります。 私が心がけていることは、最初からその人の適正を決めつけないようにすることです。 機械を触ってみないと適正は分かりません。 不得手そうに見えて、意外と合うことだってあるんです。 新人さんへ教えるステップなども考えられていますから、 その点では、未経験でも働きやすい環境だと思います。 社員同士も仲の良い工場です。 たまにですが、工場だけの飲み会などもあるんです。

社長は工場に理解がある方です。 工場側である道具がほしいと言えば、納得すればすぐに導入してくれます。

私自身、時間的には限られていますが、社長と良い関係ができています。 最近では個人的な相談に乗ってもらうこともあるんです。 距離感はだいぶ近いですね。そしてその方がやりやすいと考えています。 一回りほど上なので、お兄さんというわけでもなく、かと言って父親というには若い、 絶妙な年の差が、私には居心地がいいですね。 昔はよく叱られたりしましたが、最近ではそのように感情を出されることはあまりありません。 そのかわり個人面談などの機会を設けてありますから、 こちらの意見にも常に耳を傾けてくれていますし、社長の意見もじっくり聞いて納得することができています。

リーダーになって、役職としては主任となりました。 だからというわけではありませんが、最近では私自身、 自分のためじゃなく会社のためにという意識が強くなっています。 部門ごとの売上や、今の課題なども把握し、自分が何をできるかと考えています。

少し長期的な話になりますが、私はこれからの工場の進む方向性として、 ベビーベッド以外のこともやっていかなければならないと考えています。 例えばヤマサキでは、ベビーベッドの製造・販売以外に 保育やシルバー用品も取り扱っています。 今の工場の設備や材料を使って、それらの事業でも 何か新しい製品や価値を産み出せないかと常に考えています。 長く働きたいと言える会社を見つけたからこそ、 私も長期的に会社に役立ちたいと考えるようになったのかも知れません。

またこれも大事な取り組みとして、営業兼開発のできる人物が必要だと考えています。 工場にいると製造には詳しくなりますが、どうしても外の環境が見えにくいという欠点もあります。 その逆で、営業などは外の意見やニーズをつぶさに観察できますが、製造現場には疎くなります。 そこで、工場の中のことが分かっていて、なおかつ外の情報を知っている人物が必要だと思うのです。 今はその役目を社長が担ってくれていますが、やはり製造のことは工場の人間が1番よく分かっています。 このような人間がいれば、営業のサポートとしても役に立ちます。 例えば客先で、お客様からアイデアをいただいたらその場で実現可能か判断したり、簡単な図面の草案を描き起こすこともできるかも知れません。

私は、ヤマサキのウリはものを製造していることだと考えています。

もちろん国内工場なので、安全性や強度にも強みがあります。 拘ってものづくりをしていることを、私はもっとアピールしたいと思っています。 そこを突き詰めて、何世代にもわたって使ってもらえる製品づくりを目指したい。 親子2代でベビーベッドを使ってもらえたら、そんな嬉しいことはありません。

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